ブランド情報 時間:2023年6月12日
ルイヴィトンの素材の秘密。革のようで革じゃない?
現在、世界中で知られているルイ・ヴィトンのバッグや革小物。ほんのひと目でソレとわかるのは、”モノグラム”や”ダミエ”などのモチーフや、”エピ”、”タイガ”などのレザーを含むさまざまな素材がメゾンをしっかり表現しているためでしょう。これは実に画期的な発明です。そんなルイ・ヴィトンのアイコニックな素材について解説します。
1854年、パリに旅行鞄専門店として創業したルイ・ヴィトン。“旅”というコンセプトを軸にしながら、今やバッグだけに留まらず、洋服や靴、時計、インテリアまで、ライフスタイルそのものを提案するハイエンドなメゾンとして世界を席巻しています。そんなグランメゾンのルーツともいえる、バッグや財布には一体どんな素材が使われているのでしょう。代表的な素材と、その素材を使用した名品とともに詳しくみていきましょう。
どこまでご存知ですか? ルイ・ヴィトンの素材の秘密
1854年の創業以来、世界中で知らない人はいないほど、多くの人々から愛されてきたルイ・ヴィトンの革小物。”ダミエ”、”モノグラム”など、ライン名やアイコンは知っていても、各ラインの素材については、知らない人が多いのではないでしょうか。長い歴史の中で、時代や流行に合わせてさまざまなラインが生み出され、素材の種類も多岐に渡ります。女性とのお買い物デートの際に、軽くウンチクを語れたら場も盛り上がるでしょう。素材が変われば見映えも変わる、そんなルイ・ヴィトンの素材の魅力を再発見ください。
由緒ある市松模様といえば?
ルイ・ヴィトンのなかでも、”モノグラム”と双璧をなす人気の”ダミエ”。実は、”モノグラム”よりも歴史が古く、1888年に誕生しました。一度目にしたら忘れられないグラフィカルな模様は、誰もが知っている定番パターンで、その落ち着いた印象は男女問わず圧倒的な人気。お馴染みのダミエ・キャンバスをはじめ、明るく華やかなダミエ・アズール キャンバス、シックなカラーリングで人気のダミエ・グラファイト キャンバスなど、素材の魅力を解説します。
まずはルイヴィトンでも人気を二分しているモノグラムとダミエの素材から。
よく革だと思っている方も多いですが、実は革じゃないんです。では、革じゃないなら何でしょうか?
モノグラムやダミエに使われている素材は「丈夫な綿素材にPVCという合成樹脂をコーティング加工された素材」で、正式名称を「トアル地」と言います。
シボと言ってシワ状の型押しがあるので、一見レザーのように思えてしまうのが間違う原因としては大きいかもしれません。
また、最近の合成皮革素材の製造技術はカーインテリアやファッションアイテムを見ても格段に良くなっており、見た目だけでは本革なのか合成皮革なのか判断が出来ないくらい進化しているというのもあります。
革では無く綿素材を加工したものだったんですね!ちょっと意外です。
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